2013年09月30日

傭兵ピエール 佐藤賢一

百年戦争時代のフランスが舞台で、傭兵のピエールとジャンヌ・ダルクを中心に話が進んでいきます。
私はこの作品を読んでから佐藤賢一さんの作品を好きになり、単行本化されているものは全て読むようになりました。
文庫本では上下巻に別れていて、上巻は百年戦争での戦記といった色合いが強く、下巻は囚われのジャンヌだるうを救うための冒険活劇といった感じの話になっています。
佐藤さんは中世ヨーロッパを舞台にした小説が多く、1999年には王妃の離婚という作品で直木賞を受賞しています。
なお、傭兵ピエールはは2003年に宝塚で舞台化されました。

ちなみに傭兵ピエールは、wikiでは次のように紹介されています。
■あらすじ
 舞台は百年戦争さなかの15世紀、フランス。
大貴族の私生児ピエールはアザンクールの戦いで父と生き別れ、気がつけば悪名高い傭兵部隊に加わっていた。やがて隊長を殺し、傭兵部隊「アンジューの一角獣」を率いて略奪・人身売買と悪事の限りを尽くしていた傭兵ピエールは、救国の乙女ラ・ピュセルことジャンヌ・ダルクとの出会いを通し人間性を取り戻してゆく。
二人は互いに惹かれ合うが、フランス軍がオルレアンを攻囲から解放し、ランスでの戴冠式を終えた王太子がシャルル7世として即位して、フランスが優勢になったところで戦時動員が終わり、ピエールは戦線から離脱して、部下共々南フランスの田舎町で警備隊を務めていた。そこにアングル軍(イングランド軍)に捕らえられたジャンヌ・ダルクを救出するよう依頼がくる……。

■主な登場人物
 ピエール 傭兵隊長。かつて自らの傭兵隊長(シェフ)を殺したことから、「シェフ殺しのピエール」の通り名を持ち、傭兵らから恐れられる。もともとはドゥ・ラ・フルト家の私生児として武勇の誉れ高い父のもとで育つ。父と兄が戦場で相次いで行方不明になったあとは、義母を城に残し長年傭兵に身をやつしている。義母から受けた愛情と教育によって、自然と女性の扱いに長けるようになった反面、女性特有の傲岸な態度や涙を見せられると持て余すことも。最後は修道院襲撃の罰として王妃の母ヨランド・ダラゴンからジャンヌ・ダルクとの結婚を命じられる。
 ジャン ピエール隊の重鎮。絶世の美男子だが、冷徹な雰囲気を湛えている。明け透けな性格でクチが悪く、周囲に疎まれることが多い(仲間を除く)。貴族の生まれで幼馴染のピエールを兄のように慕う。戦闘・戦術においてはピエールに一目置かれている。貴族としての自負からか、大成の願望が強く、のちに傭兵部隊「アンジューの一角獣」内でトラブルを起こす。トマとは犬猿の仲。
 トマ ピエール隊の重鎮。商家の出で、金銭勘定のできないピエールに代わって傭兵部隊の会計係を一手に引き受けている。神経質で女性の体臭を嫌う。のちに商人としての才覚を現し、またジャンヌを失ったピエールを立ち直らせるため一芝居打つ。
 ジャンヌ・ダルク キリスト教の敬虔な信徒で、フランスを救えとの神の声を聞き、ロレーヌより戦場に馳せ参じた少女。キリスト教の教義に潔癖なほど従順で、一般人や傭兵らとは感覚のズレをのぞかせる。道中で出会ったピエールに強姦されかけるも、後に彼を信頼し、恋していたことに気付く。作中では「ラ・ピュセル」、「ジャネット」とも呼ばれる。

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posted by ヨムヨム君 at 12:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 管理人オススメの小説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする